<明治神宮大会:法大3-2富士大>◇13日◇大学の部準決勝◇神宮

 法大(東京6大学)が延長10回タイブレークの末に富士大(東北3連盟)を破り、97年以来15年ぶりの決勝進出を決めた。

 1死満塁からスタートのタイブレークで、建部賢登外野手(4年=桐光学園)の右前打から連打で2点を勝ち越した。相手の多和田真三郎投手(1年=中部商)は、準々決勝でノーヒットノーランを達成した好投手。殊勲打で31年ぶりの優勝へ王手をかけた主将は「前の打席まで全然打てなくて迷惑をかけたので、なんとかしたかった。決勝も自分たちがやってきたことを信じて戦いたい」と話した。