AK砲の共演が、早くも実現した。阪神金本知憲外野手(40)が11日、初めて本隊のフリー打撃に参加して、新井貴浩内野手(31)と同じ組で2日連続の屋外バッティングを披露した。走塁やノックは回避する部分合流だったが、今キャンプで初めて4番、5番が並んで打撃ケージに入った。

 金本は50スイングで柵越えなしだったが、新井は48スイングで4連発を含む13本の柵越えを放った。金本はこの日、打撃の出番を待つ間にレフトの位置で約30分、フリー打撃の打球を追った。送球はしなかったが、背走や前方へのチャージを試した。これは予定にない飛び入り参加だったが「感覚を試したいということだった」と権田トレーナー。金本は新井との共演後、屋内練習場に移動して10分間の延長フリー打撃も敢行。今後も屋外フリー打撃限定で本隊に合流する見通しだ。

 [2009年2月12日11時14分

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