<横浜4-0阪神>◇9日◇横浜
阪神先発能見篤史投手(29)が7回に力尽き、今季3敗目を喫した。6回まで3安打無失点。横浜先発グリンと息詰まる投手戦を演じていたが、7回につかまった。連打と死球で無死満塁。何とか2死までこぎつけたが、球数が110球を越えた能見には、もう余力がなかった。代打金城を2-1と追い込みながら、真ん中低めのフォークボールをうまくとらえられ、走者一掃の適時三塁打を許した。
「0点に抑えるのが僕の仕事。あそこを踏ん張るか踏ん張れないかが大事なんです。打たれたら一緒」。その後も四球と内野安打で再び2死満塁。ここは3番内川を空振り三振に仕留め、傷口が広がることだけは避けたが、この日最大のピンチを無失点で切り抜けられなかったことを、心から悔やんだ。
山口投手コーチも「(7回は)球数的にも一番しんどいところ。(打線の)援護があろうがなかろうが、自分のためにやっているんだから」とあえて厳しい言葉で、今後の能見の成長に期待を寄せた。この日は5三振を記録し、奪三振争いで再びリーグトップの座を奪い返した。4月11日の巨人戦(東京ドーム)以来、約1カ月ぶりの敗戦投手となったが、この男は着実に進歩を遂げている。【石田泰隆】
[2009年5月10日11時37分
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