西武ドラフト1位の菊池雄星投手(18=花巻東)が17日、教育リーグ・ヤクルト戦(西武第2)で初めてリリーフ登板する。8、9回の2イニングを予定。デビュー戦だった9日巨人戦で2回3失点して以来、2度目の対外試合を前に「前回はストライクを入れようとしすぎて受け身になった。四球でもいいくらいの強い気持ちで、開き直っていきたい」と意気込んだ。

 16日は軽めのメニューで調整。昨年、花巻東で準優勝したセンバツが21日に開幕することに「センバツを見て、原点に戻るという部分もある。一二三(東海大相模)島袋(興南)は面識があるし、注目したい」と声を弾ませた。マウンドでほえ、150キロ超の快速球でねじ伏せた感覚を呼び覚ますきっかけにしたい。

 [2010年3月17日7時33分

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