<楽天8-2ロッテ>◇20日◇東京ドーム

 ロッテは投打がかみ合わず完敗。24試合目にしてついに連敗を喫した。先発の唐川が不安定な立ち上がりだった。2回、楽天の6番中村に右翼越えの2ランで先制された。5回に打線が同点としたが、その裏に2四死球と3安打を浴び3失点。先発の役目を果たせず4回2/3で降板した。2敗目を喫し「いい流れを止めてしまった。あの回がすべて。悔しい」と唇をかんだ。

 打線も珍しくちぐはぐだった。3回、連打で無死一、三塁の好機をつくったが、2番荻野貴から3者連続三振で無得点。ここまで好調を維持してきたつなぎの打線が機能せず、流れを引き寄せられなかった。

 開幕から連敗なしの球団記録が23で途切れたが、西村監督は「連敗?

 それはいつかあること。原因があるのだから、明日からしっかりやっていきます」とサバサバしていた。

 [2010年4月21日9時24分

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