オルガ、待っててくれ。ソフトバンクの新外国人ロベルト・ペタジーニ内野手(38=韓国LG)が「愛妻パワー」を封印して日々、2軍調整に励んでいる。

 ヤクルト、巨人在籍時代からペタジーニはオルガ夫人(63)と一緒に行動することが多かった。だがソフトバンクでは2軍の練習、試合に夫人の姿はない。当然ながら、ひと目をはばからずに何度もするキスも、控えている。

 愛妻家にはたまらない試練に違いないが、その励みの背景には「1軍昇格で観戦」という、夫人との“約束”がある。ペタジーニは「1軍に上がれば妻も球場に来る。遠征にも連れて行くので頑張りたい」と意気込んでいた。

 9日の「母の日」には練習後、夫人へのプレゼントを買いにショップへ直行。毎日作ってもらう母国べネズエラや米国料理を堪能している。これまで本塁打を量産するなど好成績を残してきた力の源でもある夫人の愛のパワーを、1軍昇格のその日までため込んでおこうというわけだ。

 ここまでウエスタン・リーグ2戦に出場し6打数1安打。しかし「コンディションは上がっている」と25日からの同広島3連戦(由宇)でさらに、いいパフォーマンスを見せるつもりだ。23日初めて行われたバントシフトなどのサインプレーも、積極的に吸収していた。「頑張って結果を残すだけ」。愛妻のためにも早期昇格を果たす。【菊川光一】

 [2010年5月24日10時57分

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