<広島3-9ソフトバンク>◇5日◇マツダスタジアム
鬼門などない。ソフトバンク和田毅投手(29)は、ほおをふくらませて大きく息を吐くと、胸を張ってベンチへ戻った。8回6安打3失点。「最後の牙城」だった広島のマツダスタジアムも“陥落”させ、12球団の本拠地すべてで白星を挙げた。「こんな素晴らしい球場で勝ててうれしい。球場ごとにマウンドは違うけれど、うまく対応できた」。4連勝で杉内に並びハーラートップタイの8勝目。交流戦は今季4戦4勝で歴代単独トップの通算17勝となった。いつでもどこでも力を発揮する。秋山監督も「安定しているよな」と賛辞を贈った。
打撃でも得点につながる2犠打も決め、チームの連敗も救って交流戦の貯金を1とした。唯一の心残りは4月8日のロッテ戦以来遠ざかっている完投勝利。6回に広瀬に3ランを浴び、今季初の完封もお預けとなった。「今度は最後までスキのない投球をしたい」と太いマユを引き締めた。
[2010年6月6日7時32分
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