<日本ハム2-6ロッテ>◇21日◇札幌ドーム
ロッテが“秘策”で快勝した。4回途中2失点で先発の吉見が降板すると、2番手にコールされたのは渡辺俊介投手(33)。ロッテファンが陣取る右翼スタンドでざわめきが起こった。1点差に詰め寄られた1死一、二塁で登板した33歳のサブマリンは、代打の紺田、8番大野を打ち取り、日本ハムに傾きかけた流れを断ち切った。ピンチの場面でも「慣れないことだったけど、余計なことを考えないで投げた」と落ち着いていた。
準備はできていた。前日20日の試合前、西村監督は先発陣の中継ぎ待機もあるのかという問いに「場合によってはあるかもしれませんね」と示唆していた。渡辺俊は「投げるのは分かっていたんで、2日間禁酒しました。つめもしっかり切っておいた」と万全の状態で臨んだ。今季初の中継ぎ登板で、首脳陣の期待に応えて7勝目。プロ10年目で救援初白星を挙げた。。
6投手をつないでの総力戦に打線も呼応して快勝した。西村監督は「俊介もよく投げてくれた。勝って帰るのと負けて帰るのでは全然違う」と勝利をかみしめた。3位で折り返した前半戦の最終戦。後半戦に向け全員の“和”でつかんだ大きな1勝だった。【斎藤庸裕】
[2010年7月22日12時21分
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