<オリックス6-8ロッテ>◇8日◇スカイマーク

 ロッテ西村徳文監督(50)の采配が的中した。オリックス先発の左腕の山本対策として、4日に1軍昇格した青野を8番DHで起用した。1点リードの6回無死、その青野が3年ぶりの今季1号ソロを放った。続く7回の2死一、三塁。「あそこは勝負なので迷いはなかった」と、青野に代えて左の福浦を送り込むと、福浦は右越え3ランで5点リード。打つ手がズバリとはまった。

 今季から就任した西村監督は、1軍に昇格した選手を即起用するケースが多い。4月29日には2年目右腕の香月がプロ初登板初勝利を飾るなど、選手も期待に応えている。「1軍に昇格しても使われないまま2軍に落ちる選手を見てきたので、そういうことはしたくない」と、コーチ時代の経験を生かしている。

 1点差まで詰め寄られたが、守護神・小林宏を8回から投入して逃げ切り勝ち。首位西武とは2・5ゲーム差。4月以来の同一カード3連勝にも、西村監督は「問題はあさって千葉に戻ってからですよ」と気を引き締めた。【斎藤庸裕】

 [2010年8月9日7時48分

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