阪神の松田遼馬投手(19)が「侍ジャパン」入りすることになった。今日28日にも侍ジャパン公式サイトで発表される。小久保裕紀監督(42)の初陣となる11月8日からの台湾遠征は、若手中心に28人のメンバー構成。阪神からは黄金ルーキー藤浪もリストアップされていたが、松田がただ1人の選出となった。球団首脳が「国際舞台を経験して、一回り大きくなってくれれば」と期待する快速右腕が、日の丸を背負う。

 松田は2年目の今季、7月13日DeNA戦(甲子園)でデビューした。キレのある直球を武器に初登板から17試合連続で無失点。終盤は救援陣に欠かせない1人になった。現在は、28日まで行われる宮崎でのフェニックスリーグで奮闘中。「投げる体力をつけたい」と、さらなる成長を期している。虎投の星リョウマが、侍の一員になった。