打率3割を目指すソフトバンク今宮健太内野手(23)が元チームメートのペーニャ(前オリックス)になる!?

 28日は西戸崎合宿所でトレーニング。今季のスタイルについて「本塁打は0でいいので、ペーニャのような低く強い打球を打ちたい」と話した。同僚だった12年からの2年間、打撃練習中に遊撃を守っていた今宮のグラブが弾かれたこともある強烈な打球を目指す。

 今季からバットの長さを0・5インチ長くした34インチ(86センチ)のバットを使用する。遠心力を利用するためではなく、下半身を生かした打撃をするためだ。「長いと内角が詰まるかもしれないけれど、怖がらずに肘を引いて振っていきたい」。しっかり振り抜き、低く速い打球を打てば、本塁打は出なくても安打や二塁打は増える。

 宮崎・日向市では内川と一緒に打ち込んできた。「自主トレの最後のロングティーは打球が強くなっていた」。自信を持ってキャンプで振り込み、低く強い打球をかっ飛ばす。