侍ジャパンの山田哲人内野手(30=ヤクルト)に待望の安打が出た。8回表の守備から途中出場し、裏のこの日初打席。1死満塁から135キロを捉える左前適時打とした。

「すごく緊張しました。ここからだというか、本当に結果が出てなかったですけど、思いっきりプレーするだけなので、“全集中”して、思いっきり振りました。(タイムリーは)素直にうれしかったです」

15年と19年のプレミア12、17年WBC、21年東京五輪と主要国際3大会全てで本塁打を放ってきた“国際試合絶対打つマン”も、今代表での実戦はここまで5試合で14打数無安打だった。やっと出た1本。一塁上でペッパーミル・パフォーマンスをする山田は歯を見せて笑っていた。

前日8日の練習から打撃の「重心を低くした」と明かし、この日の結果に直結させた。10日の韓国戦に向け「世界一になるためにはどういう相手でも倒していかないといけない。何とか勝ちにこだわってチーム一丸となって戦いたい」と気合をにじませた。

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