「日米決戦」が実現するなら、当初見込みの準決勝ではなく、決勝になった。

MLBのチーフオペレーション兼ストラテジーオフィサーを務めるクリス・マリナク氏が16日、日本とイタリアの試合前に東京ドームで会見し、WBCの今後の日程や組み合わせについて説明した。

この日、1次ラウンドC組、D組の結果が出そろい、大会ホームページが更新。日本が勝ち上がった場合の準決勝の相手は、D組2位のプエルトリコとC組1位のメキシコの勝者と明記された。 以前は、米国は1次ラウンドの順位にかかわらず、勝ち進めば必ず日本と20日(同21日)の準決勝で当たると解釈される注釈が同ホームページに記されており、侍ジャパンもそう認識していた。だが、当該注釈は削除されていた。同氏は「その情報(注釈)がいつのものかは把握していないが、それは違う情報です。アメリカと日本が、どのような勝ち上がり方であろうと、準決勝で対決するというのは誤り」と説明。以前から定めていた組み合わせからの変更ではないとした。 米国の試合日は18日(同19日)と表記されたが、17日(同18日)とする選択肢も、当初からあったという。米国は勝ち進めば、多くの視聴が見込める土日に連戦となる。

なぜ混乱が起きたのか、会見からは判然としなかった。いずれにせよ、侍ジャパンは準々決勝に挑む前に、準決勝の相手が想定していた米国から変更となった。

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