侍ジャパンは18日(日本時間19日)、マイアミの大学施設でフロリダ入り後、初となるチーム練習を行った。

大勢投手(23=巨人)は米国入り後、初のブルペン入り。「硬くてびっくりした」というマウンドの感触を確かめるように捕手を座らせ16球を投げ込んだ。東京ドームでの1次ラウンド、準々決勝では計2試合に登板。「まだまだ肩が仕上がってないじゃないけど、もうちょっと投げ込んでから(マウンドに)上がった方が、指のかかりがもうちょい良くなるかなと思ったので、明日も(ブルペンに)入りたい」と意欲を示した。

ボールが引っかかり、右打者の外角へ大きく外れた1球は、捕手が捕球できず後逸。捕手の後ろのネット越しに栗山監督と会話していた大谷翔平投手(28=エンゼルス)も驚きの表情を見せていた。その後、大谷は大勢の後ろから投球を見守っていた。

「ボールを当てそうになったので、すいませんって言ったら、いろいろリアクションしてもらって。『見て勉強になります』って言われたので『イヤイヤイヤ…』って言って話してました」と“後輩キャラ”を演じる大谷に笑顔にさせられていた。