WBCキューバ代表のブルペン捕手を務めていたイバン・プリエト・ゴンザレス(26)が、準決勝で米国に敗れた後にチームを離れ亡命したと、20日付の複数の米メディアが伝えた。

キューバ代表がWBC参戦中に亡命したのは、これが初めてとなる。一部報道によると、試合が終わった後の19日夜に宿泊先のホテルから姿を消したという。

プリエトはキューバリーグで7年プレーし、キューバのリーグ優勝決定シリーズにも出場。通算257試合に出場し、打率2割9分1厘、13本塁打、102打点をマークしているが、今大会では選手として登録されていなかった。チームの帰国便に搭乗せず、マイアミに残っているとみられていおり、今後はMLB球団との契約を模索する可能性がある。

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