決勝のホームを踏んだ侍ジャパン周東佑京内野手(27=ソフトバンク)が俊足で世界を驚かせた。

1点を追う9回無死一、二塁で一塁走者の吉田の代走として出場。村上の中越えの当たりに快足を飛ばして悠々とサヨナラのホームを踏んだ。

MLBドットコムのサラ・ラング記者によると、一塁からホームまでの秒数が10秒28で、今大会のメジャー球場での一塁からホームまでの速さで2番目の記録だった。最大スプリング速度は秒速30・4フィートで時速33・4キロ。原動機付き自転車の法定速度30キロを上回るスピードだった。打球判断のため、二塁ベース付近でスピードを緩めている中での驚異的な速さだった。

【関連記事】WBCニュース一覧