WBCで侍ジャパンと戦ったチェコ代表のペテル・ジーマ主将(33)が21日、日本の劇的なサヨナラ勝利に酔いしれた。

自身のツイッターで「なんてすごい試合なんだ。サムライは耐え抜いた。おめでとう」と祝福。そして「最後の試合は私たちみんなが待っていた一戦、日本-USAだ。今夜が待ち切れない」と投稿。チェコの首都プラハは朝を迎えており、真夜中に始まるWBC決勝の行方を見届けたいとした。

ジーマ主将は証券トレーダー。1度は引退したものの、ハジム監督の要請で本業をこなしながらプレーする初陣軍団をまとめ上げ、中国戦で歴史的な1勝を挙げた。今大会は主に指名打者で出場し、大会通算は11打数2安打の打率1割8分2厘だった。大会を終えて帰国時には、ツイッターで「東京でWBCを開催してくれてありがとう。本当に素晴らしい経験であり、おもてなしは私たちの想像をはるかに超えるものでした。アリガト」と投稿し、日本へ感謝の思いを伝えていた。

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