WBCで優勝し米国から帰国した侍ジャパンが23日、岸田文雄首相(65)を表敬訪問した。

栗山英樹監督(61)は1次ラウンド韓国戦における岸田首相との始球式について「僕は必死でした」と笑った。始球式では岸田首相が投じたボールは大きく三塁側方向にそれたが、捕手を務めた栗山監督が小走りでなんとか捕球していた。

栗山監督は「総理が投げてくださったが始球式は誰がやっても緊張する。野球人がやっても。ボールを僕が取れなかったらチームが負けちゃうんじゃないかと思って、すごい必死にボールを取りに行った」と当時を振り返った。