プレミア12王者の台湾が、C組開幕戦でオーストラリアに散発3安打で完封負けを喫した。6日の日本戦を前に、左投手への弱さを露呈した。
3人の左腕に対し、歯が立たなかった。3投手ともに違うタイプ。先発のA・ウェルズは、最速141キロとスピードはないが、チェンジアップとスライダーを丁寧に投げ分けて3回無安打無失点。6三振を喫した。
2番手のオラフリンは、緩急を生かすタイプで、最速151キロの直球とチェンジアップが武器。こちらにも3回2安打無失点と、牛耳られた。
3番手の左腕ケネディは、腕を下げた変則タイプ。9回は2死一、三塁まで攻めたが、得点には至らなかった。
曽豪駒監督は「オーストラリアの投手の能力は事前に分かっていたが、狙い球を打てなかったのは反省だ」と左腕に苦戦した原因を振り返った。日本戦に向けては「誰が先発するかによるが、つながりを考えていく」と打開策を講じるとした。
オーストラリア戦の観客は4万523人で、満員に近かった。日本が出ない試合としては異例の大入りで、ほとんどが現地から大挙して訪れた台湾ファンだった。曽監督は、声援に応えられなかったことに「皆さんが望んだ結果を出せなかった。1試合目なので打者の調子が上がらなかった。終わったことなので、明日の試合にベストを尽くす」と話した。台湾は2敗すると、1次ラウンド突破が難しくなる。日本戦には、全戦力をつぎこむ戦いが求められる。

