大みそかのRIZINファイティングワールドGP(さいたまスーパーアリーナ)に参戦する大相撲の元大関把瑠都のバルト(31=エストニア)の対戦相手が11日、K-1や総合で活躍したジェロム・レバンナ(42=フランス)に決まった。

 レバンナは「バルトは相撲のチャンピオンかもしれないが、オレはK-1のキングだ。プロの洗礼を浴びてもらう」とコメント。K-1時代は無冠の帝王と呼ばれ、強力なパンチで人気を博した。14年10月にキックボクシングからの引退を宣言し、IGFではプロレスに挑戦。「大好きな日本で引退試合を」と熱望も、榊原氏は「バルト戦が引退試合ではない」と明言した。