メインイベントでGHCハードコア王座戦が行われ、挑戦者の佐藤光留(45=パンクラスMISSION)が16分13秒、相手の足を押さえながらの腕ひしぎ逆十字固めで王者の田中将斗(53=ZERO1)からタップを奪って、初戴冠(たいかん)を果たした。

佐藤は序盤から田中のハードコアな攻撃に苦しんだ。場外に設置された長机に寝かされ、その上からダイビングボディプレスを浴びた。イスでヒザを徹底的に痛めつけられ、竹刀で殴打された。

そんな中で佐藤はバックボーンである格闘技の技で反撃。田中が振り下ろしたイスにパンチを合わせてふせぐと、重いミドルキックをたたき込んで流れを引き寄せた。

その後もアームバーやアンクルホールドで田中にダメージを与えた。終盤にはリングに並べたイスの上に角度のあるブレーンバスターで落とされ大ダメージを負ったが、直後の田中のスライディングDをかわして三角締めで捕獲。腕十字、アームロックと移行して攻め続けた。

最後はエルボー合戦からスライディングDを被弾したものの、なんとかカウント2で返すと、田中のスーパーフライ(ダイビングボディプレス)をヒザ剣山で迎撃。腕十字で捕らえ、そのままギブアップを奪った。

勝った佐藤は歓喜の表情で白いGHCハードコアのベルトをかかげたが、ダメージが大きすぎて立つことができず。石川修司、関本大介が次期挑戦者として名乗りを上げたが、佐藤は倒れたまま返事もできないほどだった。

次の王座戦は6・15後楽園での「WRESTLE MAGIC」で3WAYで行われる見通し。なんとかバックステージに現れた佐藤は「まさか佐藤光留がGHCのベルトを巻く日が来るなんて思わなかったろ。俺も思わなかったよ! 何がハードコアだ! これからも永遠にソフトに締め続けてやるぞ」と言うと、そんまま治療用のベッドに倒れ込んだ。

◆石川修司の話「1回巻いたハードコアのベルトをもう1回取り戻しに来たんで。関本大介はびっくりしたな。田中将斗が負けるのもびっくりしたけど。でも一番強いのは俺なんで。もう1回あのベルトを腰に巻いて暴れたいと思います」

◆関本大介の話「過去の経験を生かして、俺がチャンピオンになってやりますよ。大日本で積んだ経験を生かして。格闘技で光留さんは強いし、修司さんはデスマッチのチャンピオンになったことある人ですから、俺は楽しみです。それまでに筋トレ頑張って、何でも耐えられるようにタフさを磨いてきます」