日本ボクシング連盟は13日、大阪市内で臨時の理事会を開き、教え子の女子選手にセクハラ行為をしたとして近大ボクシング部の鈴木康弘監督(29)の除名処分を決めた。

 連盟はこの日に被害者と母親にあらためて事実関係を確認。山根会長は「世間でいわれるセクハラなんてもんじゃない。許せない表現。問題外。どうしようもないセクハラ」と厳しく断じた。12年ロンドン五輪代表だった鈴木監督は、最も重いこの処分によりアマチュアボクシング界への復帰は不可能となった。監督は自宅待機中。