ボクシングのロンドン五輪銅メダリスト清水聡(31=大橋)が1日、国内最速記録タイの4戦目での東洋太平洋タイトルに挑む同級王座戦12回戦の前日計量に臨み、リミットの57・1キロでパスした。初防衛戦の王者ノ・サミュング(25=韓国)もリミットで計量を終え、決戦の舞台が整った。
現WBO世界ライトフライ級王者田中恒成と並ぶ4戦目での戴冠を狙う清水は、「アマの時のポイント制と違って、プロではしっかり打つように心がけている。体重を乗せた強いパンチを打てるようになってきた」と、昨年末から続ける体幹トレーニングの効果に自信の表情。「体の仕上がりは一番良い。ごつくなった体」で勝利をたぐり寄せる。
大橋秀行会長は、そんなまま弟子の姿に「完璧ですね」とうなずくと、試合に向けた俳句を披露した。
「時が来た 銅メダルから 秋の夢」
この日午前中に放送されたNHK・Eテレの俳句番組にゲスト出演した同会長は、さっそく一句詠んで、異色のエールを送った。順調にいけば、来年には世界挑戦も見据える清水は、「いけそうな気がします」と感謝した。

