K-1実行委員会は12日、「K-1 WGP 2017 サバイバルウオーズ」(12月27日、東京・後楽園ホール)の公開記者会見を都内で行い、全対戦カードを発表した。

 Krush58キロ王者の西京春馬(19)は大滝裕太(28)と対戦する。

 10月に小沢海斗(24)を破り、王者となったばかりの西京春は「チャンピオンになって最初の試合で、チャンピオンらしく戦いたい」と19歳とは思えない落ち着きを見せた。

 一方、大滝はインターネットで復活した人気番組「あいのり」に出演中。どら焼き職人裕ちゃんとして注目されているが、15年2月には当時、Krush58キロ王者だった武尊とタイトル戦を行っている(結果は0-3で判定負け)。「久々のK-1の試合で、相手はチャンピオンなので気合十分」としながらも、「相手が小沢選手と思ったら、西京選手だった。これは(「あいのり」海外ロケによる)時差ぼけ」ととぼけ、会場を笑わせた。

 こうした大滝に対し、王者西京春は真面目一本。「この試合をK-1(フェザー級)のベルトにつなげたい」と言葉に力を込めた。現K-1王者・武尊との同門対決も期待される。この点については「自分からは希望しない」としながらも「組まれればやる」と前向きに言葉を選んだ。