元新日本プロレスのフィン・ベイラー(36)率いるユニット「ベイラークラブ」が強豪チームに快勝した。

 新日本時代、ユニット「バレットクラブ」で仲間だったルーク・ギャローズ、カール・アンダーソンと組み、インターコンチネンタル王者ロマン・レインズ、セス・ロリンズ、ジェイソン・ジョーダン組と6人タッグで対戦。ベイラーは「オレたちは10年前から一緒なんだ」との宣言通りの好連係で白星をつかんだ。

 相手側の連係ミスが目立ち、口論となるレインズとジョーダンを横目に、ギャローズとアンダーソンがロリンズを捕獲。合体技のマジックキラーを決めた。かろうじて回避されたものの、再び相手連係が乱れる好機に、ベイラーがジョン・ウーでロリンズをマットに倒し、最後はトップロープからクー・デ・グラ(ダイビングフットスタンプ)をたたき込んで3カウントを奪った。ベイラークラブ3人がレインズ組から勝利をおさめ、バレットクラブ時代の決めポーズ「TOO SWEET」をリングで披露。試合前にはバレットクラブ時代の思い出を3人で話したベイラーは「18年がベイラークラブの年になることを示す好機だ」と意気投合していた。