スポーツ動画配信サービスDAZNの18年事業戦略説明会が25日、都内で行われ、アンバサダーを務めるボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が特別ゲストとして出席した。

 ジェームズ・ラシュトンCEO(39)とともに登壇し「昨年10月に就任させていただいてから世界を取ったし、勢いのある会社と一緒に自分も勢いに乗れている」とあいさつした。

 DAZNの視聴目的について「自分がやっている競技だけだと見えにくい部分がある。(沖縄での第1次)キャンプ中もサッカー選手の走り方を見たし、ボクシングはどうしても同じ動きが多く、自分の感性でやることになる。その中で、ほかのスポーツを見ることで気づきにくいことに気づけるし、モチベーションも上げさせてもらっている」と普段の楽しみ方、活用方法を明かした。

 4月15日に横浜アリーナで行われる同級10位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)との初防衛戦については「常にチャレンジ。次の試合だけでなく常に初々しさ、フレッシュさを忘れずにいたい。これから始まる2次キャンプでしっかり準備したいし、このアンバサダーを務めている以上、負けは許されない。頑張りたいです」と抱負を口にしていた。