ボクシングの真正ジムは26日、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級2位の小西伶弥(真正)が3月18日に神戸ポートピアホテルで同級1位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)と王座決定戦を闘うと発表した。当日は世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王者、山中竜也(真正)の初防衛戦とのダブル世界戦となる。

 ミニマム級から転向し、世界初挑戦となる小西は神戸市内で記者会見し「全力で勝ちに行く。(階級を)上げることで、存分に力を発揮できる。(山中と)仲良く2人でチャンピオンとして終われれば」と意気込んだ。両選手ともに24歳で小西は15戦全勝(5KO)、カニサレスは20戦19勝(16KO)1分け。

 WBAのライトフライ級は田口良一(ワタナベ)が昨年12月に国際ボクシング連盟(IBF)との統一王者となったため、正規王座は空位となっている。