日本勢3選手は、いずれも敗退した。

 UFC2戦目を迎えた阿部大治(26)はウエルター級5分3回でルーク・ジュモー(29=ニュージーランド)と対戦。1回に右フックと連打で相手を左目尻の流血まで追い込んだものの、2回以降はペースを握られて失速した。判定負けでプロ7戦目にして初黒星となった。フェザー銃からバンタム級への転級初戦となった石原“夜叉坊”暉仁(26)は同級5分3回でホセ・キニョネス(27=メキシコ)と激突。1回にテークダウンを許した後は互角の試合展開に持ち込んだが、判定で敗れた。

 フェザー級から5年7カ月ぶりにライト級に上げた広田瑞人(36)も、同級5分3回でロス・ピアソン(33=英国)と対戦したが、打撃戦に競り勝てずに判定負けを喫した。