世界ジュニア・ヘビー級選手権は、王者青木篤志が、最強挑戦者・近藤修司を退け初防衛を果たした。

 ジュニア・バトル・オブ・グローリーを制した近藤に「全日本のジュニアは弱い」といわれ、青木の闘志に火が付いた。近藤の攻撃に苦しみながら最後は、トラックオーバーで逆転勝ち。青木は「弱いと言われて気持ちのいい人はいない。あの発言があってから、このタイトル戦は負けられないと思った。このベルトを持って、誰にも恥ずかしくない自慢できる全日本ジュニアヘビー級をつくりたい」と決意を話した。

 また世界タッグ選手権は、挑戦者組の崔領二、ディラン・ジェイムズ組が王者ゼウス、ボディガー組の初防衛を阻み、新王者となった。崔は「2年かかりましたけど、まあベルトを持ってどう勝負していくか。このベルトを持って、世界中のいろんな場所に立ちたいと思っている」と野望を口にした。