IWGP・USヘビー級王者ジェイ・ホワイトが初防衛に成功した。米国で大人気のユニット「バレットクラブ」のハングマン・ペイジの挑戦を受け、25分0秒、必殺のブレードランナーを成功させてフォール勝ちをおさめた。

 逆水平チョップの連発で挑戦者を追い込むホワイトは場外戦でも危険技で投げ合うなど激闘を展開した。最後はペイジのライトオブパッセージを切り返し、ブレードランナーで投げ飛ばして3カウントを奪取した。ホワイトは「ペイジ、オレを倒すにはまだまだだったな。頭への一撃、フォーアーム、バックショットを食らわされたけれど、オレはまだIWGP・US王者だ」と体じゅうから大粒の汗をかきながら振り返った。

 試合直後、背後からデビッド・フィンレーの襲撃を受け、スピアーでマットに倒された。4月24日の東京・後楽園ホール大会での王座挑戦を強く要求された。ホワイトは「突然現れて奪っていった。戦えることを証明してみろ。フィンレー、お前をたたきのめしてやる」と応じる姿勢を示した。