50人出場の時差式バトルロイヤル、グレイテスト・ロイヤルランブル戦は、巨獣ブラウン・ストローマンが初代王者となった。

 1番目にダニエル・ブライアンが登場し「YESコール」で会場を盛り上げ、レイ・ミステリオ、ランディ・オートン、クリス・ジェリコ、マーク・ヘンリーらが次々と出場。新旧スーパースターが集結したメインイベントで、圧倒的な力を示したのが、やはりストローマンだった。

 41番目にリングに上がると、巨体のババテュンデ、ダン・マタ、ビックEを軽々と場外に投げ飛ばし、堂々たる雄たけびを響かせた。終盤にはコーナートップにいたスマックダウンコミッショナーのシェイン・マクマホンを投げ飛ばし、解説席のテーブルを破壊。ボビー・ラッシュリー、クリス・ジェリコ、ケビン・オーエンズも次々と排除。最後はダニエル・ブライアンをビックブーツで除外したビック・キャスとの一騎打ちになると、ロープを使った急所攻撃でダメージを与え、ロープの反動を生かした勢い十分のタックルを決めて場外へ落とし、最後まで生き残った。優勝者に贈られる緑色の新ベルトを掲げ、勝ち誇った表情を浮かべた。