昨年末のスーパーアトム級グランプリ(GP)で初代女王に輝いた浅倉カンナ(20)が、RENA(26)との再戦を保留した。

 スペシャルワンマッチでメリッサ・カラジャニス(カナダ)に3-0の判定勝ちを収めた直後、リングにRENAが登場。昨年末のGP決勝で1本負けした雪辱を果たすためにマイクを持った。

 RENA すごく悔しくて悔しくて、もういいかなと思ったときもあったんですけど、まだ悔しくて。トーナメントでなく、1マッチとしてカンナ選手とのリマッチを実現させて下さい。

 主催者に直訴すると、これに浅倉は困惑。

 浅倉 いまはちょっと考えられない。一緒に練習していたこともあったし、気持ちを作っていかないと。また再戦というのも…。

 まさかの保留にRENAは「振られてしもうた…」と苦笑い。それでもなんとか食い下がったが、最後は浅倉に「ちょっと考えさせて下さい」と変わらぬ意志を見せられ、「死にものぐるいで浅倉カンナをつぶしにいきます」と宣言して終わるしかなかった。