「サンダー」こと岡見勇信(37)が、ロシアの新鋭を止められなかった。ウエルター級5分3回で、19戦全勝のアレクセイ・クンチェンコ(ロシア)と対戦し、冷静かつスマートなファイトで攻め続けたものの、終盤にかけて押し込まれるシーンが増加。ゲームプラン通りに崩せず、0-3の判定負けを喫した。「通過点」と位置付けていた一戦での黒星。自らのツイッターに「本日の試合ですが、完敗でした。今後を見据え、これからゆっくり考え、行動していきます」とつづった。

また連敗脱出を狙ってオクタゴンに上がったライト級の広田瑞人(37)もクリストス・ジアゴス(米国)に判定負け。これでUFCでは17年6月のヴォルカノフスキー(オーストラリア)戦、今年2月のロス・ピアソン(英国)戦に続く3連敗となった。16年12月のコール・ミラー(米国)戦以来、約2年も勝利から遠ざかっており、広田は自身のツイッターで「やられました。(中略)もう充分だな」とコメントを書き込んだ。