ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が参戦中のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の同級準決勝が出そろった。

4月27日、米国でWBO世界同級王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)-WBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)戦が開催されることが24日(日本時間25日)、WBSS公式サイトで発表された。5月18日、英スコットランド・グラスゴーで開催される井上-IBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦と合わせ、バンタム級準決勝の日時がすべて決定した。

テテは「ドネアには敬意を表するが、私は自分の能力を信頼している。戦う時は私が勝つでしょう」とコメント。11月の1回戦勝利後、数週間後にはジムワークを再開したことを明かしたドネアは「テテは手ごわい相手。WBSSはずっと希望していたことを達成する好機だ。真のチャンピオンになること。米国で試合できることにワクワクしている」とのコメントを寄せていた。