NEVER無差別級王者の鷹木信悟(38)が、来年1月5日の東京ドーム大会で対戦するジェフ・コブ(38)との前哨戦に敗れた。

同じユニットのBUSHIと組んで、コブ、O・カーン組と対戦した鷹木は、ゴング前から至近距離でにらみ付け、挑発。ところが119キロの巨漢のコブを、抱え上げることができず、ラリアットも決まらない。技の切れ味も悪く、最後は鷹木、BUSHI2人連続でツアー・オブ・ジ・アイランドを食らい、投げ飛ばされた。試合後、鷹木は「あいつの必殺技、本当に強烈だよ。体重も20キロくらい違う。パワーも負けてる」と完敗を認めた。

6日のワールドタッグリーグ最終戦で敗れ、優勝決定戦への道を断たれた。その後、11日の武道館大会で鷹木の試合後、リングに現れたコブから「お前のベルトに挑戦表明する」と挑発を受け、対戦が決定。G1クライマックスでも2年連続で敗れており、このまま負け続けるわけにはいかない。「俺には底力がある。1・5東京ドームで見せてやるよ。てめぇを遠くにぶっ飛ばしてやる」と力強く言い切った。11月に再奪取したNEVER無差別級のベルト。簡単には失わない。