キックボクシングルール3分3回(50キロ、ひじあり)で、「ミラクルボーイ」吉成名高(19)が、ムエタイの強豪を1回TKO撃破した。

母国タイで3本のベルトを保持するペットマライ・ペットジャルーンウィット(19=タイ)と対戦。左ストレートで1度目、左ひじ打ちで2度目、最後は再び左ストレートで3度目のダウンを奪う圧勝劇だった。

8月のRIZIN初参戦から2連勝となる吉成は最強の立ち技格闘技と言われるムエタイで、本場のタイへと乗り込み、2大殿堂となるラジャダムナン・ルンピニー両統一王者となった逸材だ。「自分は小学生のころからタイで試合をして、ムエタイに誇り持っている。ラジャダムナンとルンピニーの王者としてRIZINを盛り上げていきたいと思いますので、応援よろしくおねがいします」と笑顔をみせた。

さらに来年、対戦してみたい相手として「自分は試合してみたい選手は来年、キックボクシングを卒業してしまうみたいなので、自分がこれから引っ張っていくんだぞというところみせたい」と発言。名前こそ挙げなかったが、キックボクシング卒業、ボクシング転向を宣言している那須川天心(22)との対戦を熱望していた。

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