IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル2冠王者の飯伏幸太(38)が5日、挑戦権利証を持つジェイ・ホワイト(28)との48分に及ぶ戦いを制し、初防衛に成功した。

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初防衛に成功した飯伏に、SANADAが挑戦を表明した。試合直後、スーツ姿でリングに上がるとマイクで「挑戦表明というギフトを受け取ってくれるか」と直談判。これに王者も「よろしく」と応えて、がっちりと握手を交わした。

2人は昨年10月のG1クライマックス(両国国技館)の優勝決定戦で対戦。最後にカミゴェ(ひざ蹴り)を決めた飯伏が連覇を達成したが、試合は35分12秒に及ぶ大激戦だった。今度は新日本の「最強と最高のベルト」(飯伏)をかけて雌雄を決することになる。

この日、SANADAはIWGPタッグ王座を保持したかつてのチームメートで、元IWGP2冠王の実力者EVILと対戦。反則攻撃に耐えて最後はラウンディング・ボディプレスでフォール勝ちを収めて、2冠王者への挑戦者としての実力を結果で示した。

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