スーパーフェザー級王者・武尊(29)が、1年ぶりの公式戦をKOで飾った。

Krush同級王者・レオナ・ペタス(28)に打ち合いの末、左フックで打ち倒した。2回1分10秒でKO勝ちした。試合後には観戦に訪れた那須川天心(22)に「最高の舞台で最高の試合をしたい」と対戦を呼びかけた。クルーザー級タイトルマッチは、シナ・カリミアン(33)がK-Jee(30)を破り、新王者に輝いた。


第19試合

<K-1 WORLD GPスーパーフェザー級タイトルマッチ>


武尊2回
KO
×レオナ・ペタス

武尊「自分が強い時にやりたい」那須川との対戦熱望

スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 2回、右でダウンを奪う武尊(左)(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 2回、右でダウンを奪う武尊(左)(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 1回、ダウンを奪う武尊(右)(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 1回、ダウンを奪う武尊(右)(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 2回、レオナ・ペタスをKOで破って喜ぶ武尊(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス 2回、レオナ・ペタスをKOで破って喜ぶ武尊(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス KO防衛してコーナーポストからバック宙して喜ぶ武尊(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級タイトル戦 武尊対レオナ・ペタス KO防衛してコーナーポストからバック宙して喜ぶ武尊(撮影・丹羽敏通)

あいさつで武尊に紹介された那須川天心、武尊はマイクで対戦をアピール!

スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、あいさつで武尊に紹介された那須川天心(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、あいさつで武尊に紹介された那須川天心(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、あいさつで那須川天心との対戦を希望した武尊(撮影・丹羽敏通)
スーパーフェザー級のタイトル防衛に成功して、あいさつで那須川天心との対戦を希望した武尊(撮影・丹羽敏通)

第18試合

<K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ>


K-Jee×2回
KO
シナ・カリミアン

カリミアン逆転KOで王座返り咲き「キングは俺だ」

クルーザー級タイトル戦 K-Jee対シナ・カリミアン 2回、シナ・カリミアンが後ろ向きから繰り出したパンチがK-Jeeの側頭部をとらえて逆転KOとなる(撮影・丹羽敏通)
クルーザー級タイトル戦 K-Jee対シナ・カリミアン 2回、シナ・カリミアンが後ろ向きから繰り出したパンチがK-Jeeの側頭部をとらえて逆転KOとなる(撮影・丹羽敏通)

第17試合

<K-1ヘビー級>


京太郎2回
KO
×実方宏介

京太郎KO勝ち「少しでも思いを届けていけるよう」

ヘビー級 京太郎対実方宏介 2回、京太郎(右)のパンチが決まって崩れ落ちる実方宏介(撮影・丹羽敏通)
ヘビー級 京太郎対実方宏介 2回、京太郎(右)のパンチが決まって崩れ落ちる実方宏介(撮影・丹羽敏通)
ヘビー級 京太郎対実方宏介 2回、KO勝ちした京太郎(撮影・丹羽敏通)
ヘビー級 京太郎対実方宏介 2回、KO勝ちした京太郎(撮影・丹羽敏通)

第16試合

<K-1クルーザー級>


愛鷹亮×判定
0-3
ANIMAL☆KOJI

愛鷹亮対ANIMAL☆KOJI 1回、繰り出したパンチが愛鷹亮(左)の顔面をとらえてダウンを奪ったANIMAL☆KOJI(撮影・丹羽敏通)
愛鷹亮対ANIMAL☆KOJI 1回、繰り出したパンチが愛鷹亮(左)の顔面をとらえてダウンを奪ったANIMAL☆KOJI(撮影・丹羽敏通)

第15試合

<K-1スーパー・ウェルター級>


城戸康裕2回
KO
×松下大紀

K1城戸KO逆転勝ち「来年40歳まだまだ頑張る」

城戸康裕対松下大紀 2回、城戸康裕(右)のパンチが松下大紀をとらえる(撮影・丹羽敏通)
城戸康裕対松下大紀 2回、城戸康裕(右)のパンチが松下大紀をとらえる(撮影・丹羽敏通)
城戸康裕対松下大紀 健闘をたたえ合う松下大紀(左)と城戸康裕(撮影・丹羽敏通)
城戸康裕対松下大紀 健闘をたたえ合う松下大紀(左)と城戸康裕(撮影・丹羽敏通)

第14試合

<K-1ライト級>


ゴンナパー・ウィラサクレック2回
KO
×南雲大輝

ゴンナパー・ウィラサクレック対南雲大輝 2回、ゴンナパー・ウィラサクレック(左)のキックが南雲大輝の側頭部をとらえる(撮影・丹羽敏通)
ゴンナパー・ウィラサクレック対南雲大輝 2回、ゴンナパー・ウィラサクレック(左)のキックが南雲大輝の側頭部をとらえる(撮影・丹羽敏通)

第13試合

<K-1ウェルター級>


野杁正明判定
3-0
×プライチュンポン・ソー.シーソムポン

野杁正明対プライチュンポン・ソーシーソムポン 判定で勝利した野杁正明(左)(撮影・丹羽敏通)
野杁正明対プライチュンポン・ソーシーソムポン 判定で勝利した野杁正明(左)(撮影・丹羽敏通)

野杁正明の話「今回も押し切れず…0点ですかね。(相手は)想像通りというか、怖い攻撃もなかったし、やりづらかったくらい。組まれるのは想定内だったけど、押し返すことができなかったので、そこがやりにくかった。倒すことでしか、このイライラは発散できないので、次戦に期待して欲しい」

プライチュンポン・ソーシーソムポンの話「野杁選手のプレッシャーはすごく感じた。スピードもテクニックもあった。自分としてできることはやったつもり。ムエタイでずっと戦ってきたのでK1ルールは戦いにくかった。難しかった。日本に来てから練習もしたが、チャンスがあればぜひもう1度K-1にチャレンジしてみたい」


第12試合

<-56kg契約>


玖村将史2回
KO
×ダウサコン・モータッサナイ

玖村将史対ダウサコン・モータッサナイ 2回、KO勝ちした玖村将史(撮影・丹羽敏通)
玖村将史対ダウサコン・モータッサナイ 2回、KO勝ちした玖村将史(撮影・丹羽敏通)

玖村将史の話「直さないといけないところも見つかったし、いい試合になったかな。(相手は)蹴りはうまかったし、K1ルールに対応してきた。兄・修平の試合で緊張していたが、その後(勝利を見届けてから)自分の試合に集中できたので良かった。次はもっとレベルの上がった試合をする」


第11試合

<K-1ライト級>


篠原悠人×判定
1-2
西京佑馬

篠原悠人対西京佑馬 判定勝利に喜ぶ西京佑馬(右)(撮影・丹羽敏通)
篠原悠人対西京佑馬 判定勝利に喜ぶ西京佑馬(右)(撮影・丹羽敏通)

西京佑馬の話「勝ってホッとしている。(判定は)やっていてクリーンヒットは自分の方が上だと思っていた。自分が中に入ると、カウンターを出してくるので入りづらかった。いずれはチャンピオンになれるようにこれからも頑張りたい」

篠原悠人の話「これで3連敗。内容も良くなかった。(相手の)反応のスピードは今までの選手よりも速かった。(判定は)お互いに決定打はなかったが、手数とかで向こうが優勢だったのかな。今後については考えます」


第10試合

<K-1スーパー・フェザー級>


横山朋哉1回
KO
×佑典

横山朋哉対佑典 1回、KO勝ちした横山朋哉(撮影・丹羽敏通)
横山朋哉対佑典 1回、KO勝ちした横山朋哉(撮影・丹羽敏通)

横山朋哉の話「思ったよりも早く決まったのでホッとしている。作戦通りと言えば作戦通りかな。1回は(相手が)ガツガツ来るかと思って見ていたけど、来なかったのでこっちから仕掛けていった」

佑典の話「何もできなかった。思った以上に飛び込むスピードが早く、向こうの方が一枚上手だった。1週間みっちりやって仕上がりも良く、勝てると思っていた。夢の舞台だったのでいい経験ができたけど、もっと爪痕を残したかった。ここに戻ってくるためにも明日からまた練習します」


第9試合

<K-1スーパー・バンタム級>


金子晃大3回
KO
×鬼山桃太朗

金子晃大対鬼山桃太朗 3回、TKO勝ちした金子晃大(左)(撮影・丹羽敏通)
金子晃大対鬼山桃太朗 3回、TKO勝ちした金子晃大(左)(撮影・丹羽敏通)

金子晃大の話「1年ぶりの試合で、練習でやってきたことが出せたと思う。今、スーパーバンタム級の王者は空位なので、そこを狙っている。早く挑戦させてほしい」

鬼山桃太朗の話「僕が弱くて、相手は強かった。それだけ。思ったよりやりづらかったかな。また1からやり直します」


第8試合

<K-1スーパー・フェザー級>


島野浩太朗判定
3-0
×三輪裕樹

島野浩太朗対三輪裕樹 1回、島野浩太朗(左)のパンチがボディに決まる(撮影・丹羽敏通)
島野浩太朗対三輪裕樹 1回、島野浩太朗(左)のパンチがボディに決まる(撮影・丹羽敏通)

島野浩太朗の話「(三輪の)ハートの強さ、この試合にかける思いの強さを感じた。ローキックが武器だと思っていたので毎日対策した。これ以上ない特別な1戦だったので、勝利を絶対につかむんだという思いでリングに上がった。菅原道場に入門して出会った菅原会長に感謝の気持ちを伝えたい。臆病だった自分をここまで連れてきてくださった。自分の人生を変えてくれた。リングの上で言いたかったが、勝利という形で終わることができて良かったと思う」

三輪裕樹の話「(相手の)パンチが想像通り重くて。もっと蹴っていかないといけなかった。お客さんにみせる試合や倒しにいくことができなかった。出直します」


第7試合

<K-1スーパー・ウェルター級>


小鉄×1回
KO
アビラル・ヒマラヤン・チーター

小鉄対アビラル・ヒマラヤン・チーター 1回、連打で小鉄(左)を追い詰めるアビラル・ヒマラヤン・チーター(撮影・丹羽敏通)
小鉄対アビラル・ヒマラヤン・チーター 1回、連打で小鉄(左)を追い詰めるアビラル・ヒマラヤン・チーター(撮影・丹羽敏通)
小鉄対アビラル・ヒマラヤン・チーター 1回、KO勝ちして、勝利をアピールするアビラル・ヒマラヤン・チーター(撮影・丹羽敏通)
小鉄対アビラル・ヒマラヤン・チーター 1回、KO勝ちして、勝利をアピールするアビラル・ヒマラヤン・チーター(撮影・丹羽敏通)

アビラル・ヒマラヤン・チーターの話「KO勝利で、もう最高、マジで。前回(昨年12月)の木村戦の時は、肋骨(ろっこつ)が折れていて、体重だけ落として試合をした。万全の状態で試合をするとこんな感じ。誰が相手でもいいし、今はとりあえずK1のベルトだけ目指している」

小鉄の話「強かった。イメージを超えてきた強さ。パンチも重かったし、殺傷能力もある。(今後は)ああいう負け方では先はないと思うのでちょっと考えます」


第6試合

<-73kg契約>


MIKE JOE2回
KO
×EITO

MIKE JOE対EITO 1回、MIKE JOE(左)のパンチが一瞬早くEITOを捉える(撮影・丹羽敏通)
MIKE JOE対EITO 1回、MIKE JOE(左)のパンチが一瞬早くEITOを捉える(撮影・丹羽敏通)

MIKE JOEの話「初めての舞台ですごく気持ちいい。KOすると言っていたし、次を見据えた上で中途半端な試合はしないように心がけた。(EITOは)気持ちの真っすぐなファイターだと思った。真っ向から来る感じ。急なオファーにもかかわらず受けてくれてありがとう。(今後は)こいつの試合だったら見たいなと思われる試合をしたい。ベルトをとにかく取りたい」

EITOの話「短期間で作り上げてきたが、結果が結果なので仕方ない。お互いリスペクトの気持ちでやったし、納得のいく試合で、気持ち良く戦えた。戦ってくれたことに感謝している。パンチで勝負できたらと思っていたが、実戦から離れていたのもあってうまくいかなかった。次はしっかり体を作り上げて、K1の舞台で、はい上がれるように頑張りたい」


第5試合

<K-1フェザー級>


玖村修平判定
3-0
×鷹大

3回、パンチで攻める玖村修平(左)(撮影・丹羽敏通)
3回、パンチで攻める玖村修平(左)(撮影・丹羽敏通)

玖村修平の話「なんとしても勝ちたかったので、ホッとしている。(鷹大は)自分のペースで打ち合いたかったと思うが、そうさせなかったのが良かった。今回判定で勝てたけど、倒し切れなかったので、次はしっかり倒しに行って盛り上がるような試合をする」


第4試合

<K-1女子ミニマム級>


高梨knuckle美穂延長判定
2-1
×MARI

K1高梨が勝利も反省涙「こんな判定勝ちで悔しい」

高梨knuckle美穂対MARI 3回、高梨knuckle美穂(右)のパンチがMARIをとらえる(撮影・丹羽敏通)
高梨knuckle美穂対MARI 3回、高梨knuckle美穂(右)のパンチがMARIをとらえる(撮影・丹羽敏通)

高梨knuckle美穂の話「こんな判定勝ちで悔しい。(相手は)思ったよりやり辛くてパンチをもらって、顔も腫れた。パンチが当てられず、思ったように試合を進められなかった。ペースは崩されてなかった。冷静でセコンドの声も聞こえていた。1月の終わりに眼窩(がんか)底骨折が判明して、2月に手術していた。その影響は自分ではあまりないと思っていたが、もしかしたらあったのかな。こんな勝ち方じゃ、上には行けないのでもっと練習してベルトを取りに行きたい」

MARIの話「倒せなかったのが悔しかった。高梨の方が評価高かったけど正直何とも思っていなかったし、こっちの気持ちも高まっていた。1回から相手の攻撃は見えていたので、自分ではペースを握ったと思っていた。応援してくださったみなさま、練習に協力してくださったみなさま、負けてすみません。これからもっと頑張って強くなります」


第3試合

<女子-46kg契約>


MIO判定
3-0
×山田真子

MIOがK1初勝利、元ボクシング世界王者に判定

MIO対山田真子 2回、ダウンを奪ったMIO(左)(撮影・丹羽敏通)
MIO対山田真子 2回、ダウンを奪ったMIO(左)(撮影・丹羽敏通)

MIOの話「K1初勝利で安心したのとうれしい気持ちでいっぱい。(山田は)映像も見ていて存在も知っていた。近い距離でのテクニックだったり、まとめるのがうまい選手だった。(所属の)クレストで練習を重ねていろんなアドバイスをもらったので、強気で頑張れたかなと。(ダウンを奪ったが)これまで本当に倒せない選手だった。女子高生以来で7年くらい前かも。(今後は)高梨にリベンジしたい。せっかくやっているのでベルトも狙いたい」

山田真子の話「応援してくださったファンの皆さんと、福岡から来てくれた人たちに申し訳ない。(相手は)対策を練られていた。(2度のダウンは)パンチで来ると思わなかった。実力不足なので技術面を向上させていかないと。貴重な経験をさせてくれたMIO選手にありがとうと言いたい」


第2試合

<K-1ウェルター級>


海斗×3回
KO
寧仁太・アリ

石田桃香が第2試合でラウンドガール「熊田曜子さんの後で…」

3回、テンプルにパンチを打ち込みKO勝ちした寧仁太・アリ(右)(撮影・丹羽敏通)
3回、テンプルにパンチを打ち込みKO勝ちした寧仁太・アリ(右)(撮影・丹羽敏通)
KO勝ちした寧仁太・アリ(撮影・丹羽敏通)
KO勝ちした寧仁太・アリ(撮影・丹羽敏通)

寧仁太・アリの話「(海斗は)タフな選手でいい経験をさせてもらった。攻撃も重くて、なかなか倒れないタフな選手だった。イメージしていたこともあって、もっとできる部分もあったと思う。3回は、相手の顔を見ていて効いているなと思っていたので、そのまま倒しにいけて良かった。これからクラッシュとかK1のタイトルを取りたいし、人間としても成長したい」


第1試合

<K-1ライト級>


弘輝×1回
KO
龍華

弘輝(右)をコーナーに追い詰めた龍華(撮影・丹羽敏通)
弘輝(右)をコーナーに追い詰めた龍華(撮影・丹羽敏通)
1回、KO勝ちして歓喜する龍華(撮影・丹羽敏通)
1回、KO勝ちして歓喜する龍華(撮影・丹羽敏通)

龍華の話「昨日の会見で1試合目からいい試合をして盛り上げると言ったが、どうだったでしょう。盛り上がったんじゃんないですか? クラッシュのベルトを狙っているので、挑戦させてください。よろしくお願いします」


リングに勢ぞろいしたK1ガールズ(撮影・丹羽敏通)
リングに勢ぞろいしたK1ガールズ(撮影・丹羽敏通)