女子ミニマム級(48キロ)スーパーファイトは、Krush女子アトム級(45キロ)前王者の高梨knuckle美穂(27)が、初代NJKFミネルヴァ女子ピン級王者MARI(25)に延長の末、2-1で判定勝ちした。

高梨はふがいない内容での勝利に、敗者のように涙にくれた。「こんな判定勝ちでくやしい。思ったよりやりずらい相手で、パンチをもらって顔も腫れた。蹴りの距離にできなかった」と反省した。

「1月の終わりに眼窩(がんか)底骨折していた」という。その影響について「もしかしたらあったかもしれない」と話したが、思うように試合を進められなかったことを悔やむしかなかった。

それでも、K-1女子のベルト獲得にはやる気満々。「こんな勝ち方じゃ、ぜんぜん上に行けない。倍以上の練習をして、ミニマム級を取りたい」と気合を入れ直していた。