女子46キロ契約スーパーファイトは、初代シュートボクシング日本女子ミニマム級王者のMIO(25)が、元プロボクシングWBO女子ミニフライ級王者の山田真子(26)に3-0で判定勝ちした。

MIOがK-1初勝利を挙げた。38勝4敗の戦歴を引っさげて昨年9月、K-1リングに登場したが、高梨knuckle美穂に判定負け。今回は元プロボクシング世界王者から2度のダウンを奪い、見事なフルマークでの勝利となった。

「K-1で初勝利を飾ることができ、安心したのとうれしい気持ちでいっぱい」とMIOは安堵(あんど)の笑みを浮かべた。ここまで10戦負けなしの相手について「近い距離のテクニックがうまい」と評したMIOは、所属ジムでの練習で「強気に行く」スタイルを体にたたき込んだ。結果は「女子高生以来7年ぶりにダウンも取れた。次は高梨選手に絶対リベンジする」と笑った。

今後の目標はK-1女子新階級のベルト獲得。「自分は48キロ(ミニマム級)しかやってこなかったが、45、46キロもありかと思う」と、この日の出来に、アトム級(45キロ)にも狙いをつけていた。