ロウ女子王者シャーロット・フレアー(35)が反則攻撃で何とか王座を死守した。前スマックダウン女子王者ビアンカ・ブレア(35)とメインイベントで防衛戦に臨んだものの、パワー殺法に押された。

たまらずパイプいす攻撃を仕掛けようとするとレフェリーから反則負けを宣告された。WWE規定で王座の移動はなかった。

パワーボムやその場飛び月面水爆で攻め込んだフレアーだが、挑戦者のスパインバスターから解説席に投げ飛ばされるなどパワーで圧倒された。場外への月面水爆やスピアーをたたき込むものの決定打にはならなかった。逆にリバースパワースラムやパワーボムを浴びてピンチに陥ると、たまらず場外からパイプいす攻撃を仕掛けて反則裁定。逆にいすを奪われ、背中を殴打される屈辱を味わった。

WWEドラフトでスマックダウン移籍が決定済みのフレアーは、大会オープニングで「(22日のPPV大会でスマックダウン女子王座に挑戦する)ビアンカみたいな新人が今週2回も王座挑戦できるなんて」と不満を漏らした。そこに姿をみせたブレアから「タイトルとの別れの時間を取るといいわ」と挑発を受けるなど王座戦前から険悪ムードが漂っていた。