K-1フェザー級を主戦場とする才賀紀左衞門(32=PURGE TOKYO)が約1年ぶりに試合復帰する。

12月4日、エディオンアリーナ大阪で開催されるK-1大阪大会(日刊スポーツ新聞社後援)で玖村修平(25=K-1ジム五反田チームキングス)と同級3分3回で対戦すると28日、発表された。才賀にとって20年12月の両国大会以来のリング。当初は今年3月の年間最大の祭典ケイズフェスタDay2大会で玖村修と対戦が決まっていたものの、才賀が拳を負傷して欠場。あらためてセットされたカードとなる。

同日に都内のホテルで会見に臨んだ才賀は「久しぶりに試合するというのが、まあ(地元)大阪なので。試合かという感じで頑張ります」と平常心を貫いた。同じ大阪・堺市出身の後輩が相手について「イケメン、顔がいけている。今どきのカッコいい」と“ほめ殺し”した上で「大阪にはずっといたので、堺市というよりは大阪に対して(地元愛がある)。知り合いもいるし、しっかり大阪を盛り上げる。玖村君はタイトルマッチやっているし、倒して僕もタイトルマッチやらせてもらえるようにしたい」とテーマを掲げた。

一方、玖村修は「才賀選手が地元大阪・堺市出身なので、絶対に大阪でやりたいし、アピールしたかった。何か運命的なものを感じる」と同郷の先輩との地元マッチに感慨深げ。もちろん負けるつもりはなく「大阪を勝って盛り上げたい」と決意を新たにした。