前NXTクルーザー級王者KUSHIDA、イケメン二郎による日本勢タッグ「ジャケット・タイム」が始動したものの、因縁ユニットの介入で初タッグ戦に敗れた。クルーザー級レスラーが集結する205Live大会に参戦し、グリズルド・ヤング・ベテラン(GYV=ジェームス・ドレイク、ザック・ギブソン組)と対戦したが、ヒールユニット「ダイヤモンド・マイン」軍の邪魔が入った。

メインで登場したジャケット・タイムはドレイクの左腕を集中攻撃を展開した。KUSHIDAが腕折り、さらに合体技でコーナートップから切れ味鋭いチョップも入れた。イケメン二郎が、着用するジャケットを捕まれ、何度も窮地に陥ったが、何とか交代したKUSHIDAが掌底連打からドレイクにアトミック・ドロップやハンドスプリング式エルボー、腕ひしぎ逆十字固めと怒とうの攻撃を浴びせて反撃。さらにKUSHIDA、イケメンが呼吸を合わせた同時ドロップキックをたたき込んだ。

ジャケット・タイムが形成逆転したかに見えた時、ステージに次週のNXT大会で対戦する因縁の「ダイヤモンド・マイン」所属のクリード・ブラザーズ、マルコム・ビベンスの登場で場内が混乱。この妨害行為で、イケメンが誤ってKUSHIDAをリングから突き落としてしまうミスを犯した。たじろぐイケメンがGYVに捕まり、合体技チケット・トゥ・メイヘムでマットにたたきつけられ、3カウントを許した。

タッグ初陣でまさかの黒星を喫した後、KUSHIDAは大ダメージで倒れこんだイケメンを介抱しながらダイヤモンド・マイン勢を強気に指さしながらけん制していた。