ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)の2年ぶりに国内世界戦の会場は真っ白に染める計画だ。14日、東京・両国国技館でIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)と防衛戦を行う。

【井上尚弥】4団体統一への道 ディパエン戦/世界戦ライブ速報>

会場内では白一色の演出「ホワイトパーティー」を実施予定。スタッフらも白いパーカーやシャツ、白いチノパンに身を包み、入場者にも白い服装のドレスコードをお願いする異例の興行となる。もっとも、ファンの反応はさまざまだった。

15時の開場時点で、白い服のファンはまばら。「別に白じゃなくても入れるでしょ」「白じゃないとダメですか?」と、ファンにはあまり浸透していない様子だった。一方で、白いパーカーをのフードをかぶり、白いパンツに白い靴と、全身真っ白の40代男性も。「個人的スポンサーとしてずっと応援している。井上選手がいうのなら従うまで」とにっこり。「会場一体となって応援したい」と力を込めた。主催者サイドは「白の服はお願いで強制ではない。ファンの方にはボクシングを楽しんでいただければ」と話していた。