ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(33=帝拳)が「年内無敗」の22年目標を掲げ、王座奪取後の初練習に臨んだ。

3日、東京・新宿区の帝拳ジムでジムワークを開始。昨年11月28日、米ニューヨークの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで同王座奪取後、初めてジムワークをスタートさせ「負けいこと。負けなければ王者でいられる。統一戦になったら統一王者になれるし。その中で良い試合をして。年内無敗ですよ」と口調を強めた。

休養期間中には英プロモート大手マッチルーム社との契約も発表され、さらに海外防衛戦の期待も広がる。同社の拠点が英国ということもあり「米国で試合したので、次は欧州。ボクシング発祥の英国とかいいですよね」と前向きだ。まだ次戦については未定ながらも「週6日、体を動かして試合が決まったら実戦練習していきたい。いつ試合が決まっていいようにコンスタントにやっていきたい」と新王者としての自覚を示していた。