ボクシング元3団体統一ミドル級王者で現IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)が、4月開催予定のWBA世界同級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)との王座統一戦に向け、トレーニングキャンプを再開した。16日に自らのインスタグラムを更新。ボクシングジム内での写真を添え「トレーニングキャンプに戻ってきて、チームに会えてうれしい。4月上旬に変更された村田との統一戦の日が近日発表されることを祈っています。2022年には日本に行き、より大きなものを手にすることを楽しみにしています」とつづった。

日本ボクシング史上最大規模の興行となる村田-ゴロフキン戦は当初、昨年12月29日にさいたまスーパーアリーナで開催されると発表されたが、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の水際対策となる新規外国人入国の原則禁止によって昨年12月3日に延期が発表。2月下旬計画も延期となり、4月にスライドして開催する方向で計画が進んでいる。