昨年9月にRIZINに参戦した人気キックボクサーのぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)が18日、新型コロナウイルス感染からの復活と2階級制覇への意気込みを示した。

3月12日、東京・後楽園ホールで開催されるKNOCK OUT2022 Vol2大会で2階級制覇を目指し、喜多村美紀(35=テツジム)と初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦に臨む。

当初は1月のKNOCK OUT2022 Vol1大会で組まれていたカードだったが、ぱんちゃんのコロナウイルス検査陽性判定で延期が発表されていた。

都内で開催された大会全カード発表会見に出席したぱんちゃんは「はじめに、私がコロナ感染になったしまったせいで大事な試合が流れてしまい、喜多村選手、そしてKNOCK OUTのみなさま、申し訳ありませんでした。自分もショックでしたが、本当に申し訳なかったです」と謝罪。頭痛などの体調不良で2週間ほど練習できず、一時は「モチベーションが下がった」としながらも「良いこととして、こんなにリングに長い間、立てていないので成長をみせられるかな」と手応えを示した。

昨年9月のRIZIN30大会での百花戦以来となるリング。「めちゃめちゃ強くなっている。それを早くみせたいと思っている。本当に早くリング上がりたいということしかない。こんなに成長したんだと思ってもらえるぐらいに圧倒的に勝ってベルトを巻く姿をみせます」と力強く宣言していた。

一方、ぱんちゃんとベルトを争う喜多村は「1月の試合予定で3月に延期になりましたが、準備期間が増えたことで調子も上がってきて、運が私に向いてきていると感じています。きれいなキックボクシングをするつもりはないので、泥くさく戦って3月12日は念願のベルトを巻きます」などとコメントを寄せた。