元K-1スーパーバンタム級王者でプロボクシング3戦3勝の武居由樹(25=大橋)が4月22日、東京・後楽園ホールで日本ランカーと初対決することが22日、発表された。

ボクシング転向後4戦目として日本スーパーバンタム級16位河村真吾(31=堺春木)との同級10回戦に臨む。20年12月にK-1同級王座を返上し、21年3月に1回TKO勝ちでプロボクシングデビュー。3戦連続1回KO勝利を収めている。昨年12月の今村和寛(本田フィットネス)戦以来、約4カ月ぶりのリングとなる。

年始から積極的にジムワークを続けている武居は、6月にキックボクシングの「神童」那須川天心との対戦が決まっているK-1の3階級制覇王者武尊と再会し、軽めのスパーリングで拳を交えるなど、大きな刺激も受けている。年内にタイトル挑戦を掲げている武居にとっては真価の問われる日本ランカーとの対戦になる。

一方の河村は18年8月、東洋太平洋フェザー級王者清水聡(大橋)に挑戦し、4回TKO負け。20年10月には東洋太平洋スーパーバンタム級王者勅使河原弘晶(三迫)にも挑戦し、6回TKO負けを喫するなど、国内で2度のタイトル挑戦経験がある。