ボクシングWBO世界フライ級王者の中谷潤人(24=M.T)が4月9日、さいたまスーパーアリーナで同級2位のWBOアジア・パシフィック同級王者山内涼太(27=角海老宝石)との2度目の防衛戦に臨むことが3日、発表された。村田諒太(36=帝拳)VSゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)戦とのダブル世界戦となる。当初は同級4位クリスチャン・ゴンザレス(メキシコ)が挑戦者となっていたが、コロナ禍による影響で日本人対決に変更となった。

4カ月延期となったものの、中谷は「この延期の期間もすごく成長できていると感じていますし、歴史的大舞台で、発揮できることを楽しみにしています。ベストパフォーマンスを更新し、必ず勝利したいと思います」と力強く宣言。今年に入って挑戦者の変更を伝えられたとし「まとまった選手なので警戒して、気を引き締めたい。国内外の誰であってもベストに仕上げるだけ。パンチのある選手なので集中して(試合に)入りたい」と静かに燃えていた。