日本ユース・スーパーバンタム級タイトルマッチ8回戦で、挑戦者の日本スーパーバンタム級17位津川龍也(21=ミツキ)が新ユース王者となった。

同王者石川春樹(22=RK蒲田)に挑み、7回2分44秒、TKO勝利した。東西ホープ対決とされた一戦は序盤から激しい打ち合いとなると7回、津川が連打で攻勢を続けたところで相手陣営から棄権の申し出があり、TKO撃破となった。

19年の全日本同級新人王となったが、20年に左肩脱臼骨折の大けがで長期離脱。約1年4カ月ぶりの復帰戦でタイトル奪取となった。ベルトを手にした津川は「結構、(試合が)空いてしまい、今回のタイトル戦決まって必死にやってきた。結果もついてきてよかった。うれしい。練習してきたことが出せたので良かった」と安堵(あんど)の笑み。

新人王、ユース王者と順調のステップを踏んでおり「ユースのベルトの以上のベルトを獲得できるように上を目指して頑張っていきたい」と決意を新たにしていた。